散りぬれど 白黒

「散りぬれど」第二弾として白黒版をポストします

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以前、田島一成の写真集『WITHERED FLOWERS』について紹介しましたが、その続編が出ていることを触れさせてください。『WITHERED FLOWERS  BLACK*』というタイトルで、枯れた切り花の一本一本を壮観に見せるモノクロ写真集。スタジオ照明や緻密な構図といった、その圧倒的な緻密さと濃密さは、流石だと思います。

当然ながら、撮影技術もセンスもない私だけれど、自分なりに同じようなことに挑戦してみることにしました。スタジオもマクロレンズもなく、そもそもローキーなのかハイキーなのか白黒写真に対する具体的なアイデアすらあやふやなまま、切り花はスルーして、庭や道端、近所の公園・花壇へと出かけ、もう息も絶え絶えに見える花を探しまわりました。

そうしたら、散りはじめた花をBlack & White撮影するのも、カラーでの撮影同様に気持ち良い。

美しいものを発見している実感があります。

朽ちゆく植物を探して見つめていると、思いがけない発見があるのです。普段なら「ちょっと汚い」とスルーしてしまうものが、突然、驚くほど生命力ある強さを見せつけるのです。率直に言ってグロテスクに見えたものが、実に繊細に気高く映り始めます。これは単に、私の美的感覚がおかしいと言う人もいるかもしれないですね。

美しいとは何でしょうか?

そこで詩人  John Keats による詩*の一節を引用させてください。

"Beauty is truth, truth beauty,"—that is all

Ye know on earth, and all ye need to know.

美は真実、真実は美、 

それば人間が地球上で知るべき全て、知らなければならない全て

Keats が書いている通りだと思います。ある瞬間に美しく感じさせる事象をアートの形に記録して残すのは大事です。私はこれからも街を歩き回り、決して上手くはない写真テクニックで、ごく平凡な写真を撮り続けていくでしょう。人間が地球上で知るべき全てに中で、自然の混沌とした気まぐれと、純粋で何物にも汚されていない偶然を観察することに専念しましょう。

注記: リンクはアフェリエイトではなく参考資料です

参考資料: WITHERED FLOWERS BLACK* 田島 一成

https://www.akionagasawa.com/jp/shop/books/akionagasawa/withered-flowers-black/

John Keats による詩** 出典 ‘Ode on a Grecian Urn’ 

https://www.poetryfoundation.org/poems/44477/ode-on-a-grecian-urn

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